顎関節症　症例

施術：鍼灸

顎関節まわりを緩めます。顎まわりに鍼をするのかというと顔自体に鍼をすることはほとんどありません。
鍼は手や腰などにします。

この女性にも腰と背中に鍼をさせていただきました。

鍼をした場所の緩みを感じて本人に口を開けていただき確認すると最初より８割軽減したとのことで初回は終了した。

2回目

前回同様の施術に加え、腕にあるツボを使い確認すると痛みが9.5割ない。ほぼないとのこと。
0.5は多少の違和感程度だという。

その後、別の個所の痛みで当院を受診されたが、顎の状態を聞くとその後調子悪くなかったとのこと。

考察

顎関節症は顎を関節が上手く機能しなくなり発症するのだが、これは顎まわりの筋肉が硬くなることによる関節の機能障害である。その為、鍼灸で顎まわりの筋肉を緩めることで症状を軽減することができる。しかも局所に鍼をするよりも関連するツボに鍼をすることで効果が高まるのです。

顎関節症は一般的に口腔外科などで対応することが多く、鍼灸で治療する発想すら認識が浸透していないが、鍼灸が効果的だという事をもっと世間に浸透してくれると多くの方の悩みが解決できるのではないでしょうか。