顎関節症

「顎関節症は顎のトラブルですから顎まわりを緩めるんでしょ！」と思いたいですが、これではなかなか良い結果がでません。

顎のトラブルだからと言ってもはなみずき鍼灸整骨院では全体をみます。特に肩の緊張や肩甲骨の動き、背骨の動きや腰の緊張などが顎関節症の原因になっていることが多いからです。

顎関節症は側頭筋などの顎まわりの緊張が考えられますが、ここをほぐしてもなかなか緩みにくかったり、逆に緊張をつくってしまったりします。ここに連動している場所がカラダには何か所か存在し、そこの緊張が顎関節周囲の筋肉の緊張を生み出しているのです。すなわち原因となっている緊張部分をゆるめないと顎関節は正常な張力を取り戻すことができなくなります。

試しに猫背の状態で口を開けてみてください。そして肩甲骨を左右近づけて口を開けてみてください。
口の開きやすさが違うと思います。これは肩甲骨周りの筋肉のテンションが変わるのと、背骨の動きをつけることで開口しやすくなっているのです。猫背になると色々な筋肉にもテンションが加わる結果、咀嚼筋も緊張して顎の動きが悪くなります。鍼灸や整体で筋の緊張部分を取り除くことで咀嚼筋を緩めて顎に加わる緊張を緩めることができ、痛みや開口障害、クリック音の悩みに対応できるように当院は施術を行います。

顎関節症のツボ

「鍼灸では顎に鍼をするの？」

当院の考えからもわかるように原因は他にあり、咀嚼筋や顎関節症に関わるところは顎以外のところから連動しているので顎に直接鍼をすることはありません。私たちが重要視するのは肩甲骨の動きや背骨の動きをよくすることで顎関節への影響を与えていきます。その方が結果が良いからです。